なごみ歯科・矯正歯科

むし歯・歯周病|大阪市東住吉区で歯科をお探しの方はなごみ歯科・矯正歯科まで

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むし歯治療に
ついて

むし歯治療について
むし歯治療は、歯を元に戻しているわけではなく、歯を材料で補っているだけです。治療をする度に歯は少なくなり、寿命が短くなってしまいます。
むし歯を早期発見、早期治療することで、治療期間も短く、治療の費用も抑えることが可能となります。
また当院では、むし歯になる前に歯を予防していくことも大切にしております。
患者さんの体調や気持ち、考えに配慮をした上で、なるべく削らない、痛みの少ない優しい診療を行っています。

むし歯の治療方法について

むし歯の治療方法について
むし歯の治療方法は、以下の5つです。
①再石灰化療法
②コンポジットレジン修復
③インレー修復
④クラウン修復
⑤抜歯
①再石灰化療法
初期のむし歯は、フッ素を用いることによりむし歯の進行を抑えることができます。
歯科医院で高濃度のフッ素塗布を行い、お家で高濃度のフッ素の歯磨き粉(1450PPmF)やフッ素洗口液(当院ではビーブランド社のフッ素洗口液)を用いて、ドリルで歯を削らずに治療する方法です。
②コンポジットレジン
修復

ある程度のむし歯に適用される治療です。
歯科医院で、青い光にピカっと照らされた経験はないでしょうか?コンポジットレジンとは強化プラスチックの樹脂です。歯科の略語でCR(シーアール)といいます。ある波長の光で固まる性質があるので、わざと青い光を用います。

当院では、日本歯科保存学会(歯を保存を考える学会)のう蝕ガイドラインを参考にしながら、患者さんに合わせた診療を行います。

むし歯の分類に
ついて

むし歯には進行度が存在します。C1〜C4で表され、数字が進むにつれて酷い状況となります。それぞれの状態について説明します。
C1の状態

C1の状態

歯の表面にあるエナメル質が溶けている状態のことをいいます。
歯が茶色または黒色に変色します。初期のむし歯になっている状態です。
C1のむし歯を治療する場合は、むし歯になった部分を全て取り除き、詰め物をして治療が完了します。むし歯が完全にC1の状態であれば、全く痛みなく治療できます。
C2の状態

C2の状態

むし歯が表層のエナメル質から、次の象牙質まで進行した状態です。
かなり進行しているため、冷たいものにしみたり、咬むと痛むこともあります。この治療は麻酔の必要があります。
治療方法は、むし歯になった部分を全て取り除き、詰め物をしたり(コンポジットレジン修復)、型取りしたもの(インレー修復)を装着します。
C3の状態

C3の状態

歯髄と呼ばれる歯の神経まで、むし歯が進行している状態です。
むし歯菌によって歯髄が悪くなってしまうため、何もしなくても常にズキズキと激しい痛みを伴ったり、しみることもあります。
治療方法は根管治療が必要です。(根管治療とは、むし歯の悪くなった部分を全て取り除いて、歯髄の中を薬によって消毒することです。)
歯の神経をきれいに除去できて歯の内部がきれいな状態になったら、歯の内部に詰め物をして、被せ物を装着します。初めての治療の際は必ず麻酔も併用し、複数回治療する必要があります。
C4の状態

C4の状態

むし歯が過度に進行し、歯の根っこだけが少しだけ残っている状態です。
歯を抜く治療が必要となりますので、その後の歯を入れる治療(補てつ治療)も必要になります。
補てつ治療は、歯を抜いて、入れ歯やインプラント、ブリッジなどの方法で歯を補う治療になります。
なごみ歯科・矯正歯科の
インプラントのページ

なごみ歯科・矯正歯科の
入れ歯のページ

院長よりひとこと

まずはご自身の歯の状態を説明させていただきます。むし歯の診断がつけば、治療方法は患者さんにとって分かりやすいですし、インターネットなどでも治療方法は調べやすいと思います。
しかし、実際の臨床ではC3とC4の治療法の判断に迷う場合もあります。他の歯のバランスを考えて治療を行い、戦略的に歯を残したり、患者さんの希望や病状により歯を抜いたりもすることもあります。むし歯が多数ある場合は、より治療が複雑になりやすいです。当院では患者さんの様々な背景を含めてよく相談のうえ、治療方法を決定させていただきます。

歯周病について

歯周病について

歯周病の原因
「歯垢(プラーク)」

歯周病とは歯垢(プラーク)に潜伏している歯周病菌によって起こる病気です。
食事をした後に、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間に食べかすが残っていることが発端となります。これらを放置しておくと、歯垢(プラーク)になります。この歯垢(プラーク)の中に潜んでいる歯周病菌は毒を持っており、この毒素を吐き出すことによって、歯ぐきに炎症(歯ぐきが赤くなる)が起こり、出血などが見られます。

歯周病は進行性の病気です。初期症状から末期症状へと段階を踏んで症状を悪化させます。初期段階で治療することができれば、治療の手間や時間もかけずに治療することができます。逆に歯周病の末期状態から治療すると改善できるところもあれば難しいことも多く出てきます。

初期症状としては歯磨きの時に出血が見られます。進行が進むと歯ぐきが腫れ、歯磨きの際の出血だけではなく、冷たい水にしみるようになります。
さらに進行が進んでしまうと、歯ぐきが痩せてしまい、歯を指で押すだけでグラグラとするようになります。歯が浮くような感じになり、口臭も出てきます。 歯ぐきがどんどん痩せてしまい、歯の根元まで見えるようになるとかなり症状が進んでしまっています。最悪の場合、歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の治療

当院では歯周病の方はまず検査をさせていただきます。レントゲンや歯周ポケット検査をし、患者さんのいまの歯周病の病状の把握をすることからはじめます。

歯周病の予防法と治療方法

歯周病の予防法と治療方法

歯周病と向き合う際に最も重要なのは日頃からの予防です。
日々できることは、歯と歯ぐきの間に挟まった食べ残しを、歯磨きや専用の器具で除去することです。
一方で、皆さんのセルフケアだけでは除去できない歯垢や歯石があります。これらは歯科医院の治療を受けることが大事です。
歯科医師や歯科衛生士が、スケーリングやルートプレーニングといった歯周治療を施し、歯周病の原因を除去します。
歯周病が悪化し、症状が良くない場合は、より専門的な治療を行う場合もあります。歯ぐきを切開する外科的な治療や、歯ぐきを再生させる再生治療などを施します。

企業歯周病検診

なごみ歯科・矯正歯科では、企業歯周病検診を実施しております。
歯周病は、現在歯の喪失をもたらす疾患としては1位となっており、歯周病の早期発見・早期治療は健康に仕事に従事することに直結すると考えます。
企業の歯周病検診を実施している大阪府大阪市の歯科医院をお探しの方はぜひ、当院までお気軽にご相談ください。
下記の内容で5,000円(税込)で行っております。領収書も発行いたします。
  • 問診にてお口のお悩みや生活習慣等のヒアリング
  • 歯周ポケット(歯と歯茎の溝)の深さの計測
  • 歯垢・歯石の付着量のチェック
  • 歯茎の状態(腫れや出血の有無)のチェック
  • 患者さんへ歯周病・むし歯の状態を説明、お口のセルフケアのアドバイス

院長よりひとこと

現在、歯を失う原因で一番多いのが歯周病といわれており、生活習慣病の一つでもあります。
歯周病治療は非常に困難であると感じます。なぜなら患者さんと歯科医院が二人三脚で戦っていかないといけないからです。つまり、ご自身のセルフケアと、歯科医院でのプロフェッショナルケアを両方しなければならないのです。我々と一緒に歯周病の治療を頑張って、おいしくお食事を楽しめるようにしましょう。
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